2025年5月14日

蝿蛆症 メキシコ
A型肝炎 チェコ共和国

● 蝿蛆症 メキシコ
Summary
新世界ラセンウジバエのおそれがあるため、米国は、メキシコからの生きたウシ、ウマ、バイソンの輸入を停止した。動物やまれにヒトに感染するラセンウジバエはこの地域ではかつて根絶されていたが、最近再興した。

● A型肝炎 チェコ共和国
Summary
チェコ国内で急速にA型肝炎が拡大している。当局は感染に脆弱なグループへのワクチン接種を勧めているが様々な問題があり対策は困難である。

● 麻疹 ペルー、米国、ベリーズ(3件)
ペルー、米国から
Summary
米国を旅行した小児の麻疹感染が確認され、保健当局が疫学注意喚起を行った。

米国 (NORTH DAKOTA, OHIO, KANSAS, ARKANSAS)
Summary
ノースダコタ州 Cass County において2例の海外旅行による麻疹感染が確認された。
オハイオ州 Cuyahoga County でも今年初めてとなる、ワクチン未接種の麻疹感染例が報告された。
カンザス州 Reno County では、現在発生中のアウトブレイクに関係しない麻疹感染が確認されている。
アーカンソー州で大規模製造工場内で起きた麻疹曝露のおそれのある事例が発生し、感染症状への注意が呼びかけられている。 

ベリーズ
Summary
保健当局が麻疹アウトブレイクの発生を確認し、市民にワクチン接種を呼びかけている。メキシコへの渡航に関連するアウトブレイクで、状況が調査されている。特に渡航前にはワクチンを接種するよう勧められている。

● コレラ ナイジェリア (PLATEAU)
Summary
the Bokkos Local Government Area of Plateau State において、コレラアウトブレイクが発生した。地域の首長が、複数のコミュニティに被害が及んでいると明らかにした。

● 鳥インフルエンザ フィリピン (LUZON) HPAI H5N9, DUCK
Summary
新たな高病原性鳥インフルエンザウイルスの発生があり、緊急情報提供が行われた。2025年4月にアウトブレイクが開始し、野生種やものなどとの接触が原因とされている。
感染エリアは within Camarines Sur である。