COVID-19 タイ
● COVID-19 タイ
情報源 Bangkok Post 2025年5月19日
Summary
タイにおいてCOVID-19が著しく増加しており、バンコクで多数の患者が報告されている。医療関係者は患者数の増加と公式データとの乖離に疑問を抱いている。当局は、小児を中心として感染拡大防止策に取り組んでいる。
COVID cases surge to 33k in Thailand, with 6k in Bangkok
先週、タイ国内で報告されたCOVID-19の患者数は3万3千人で、少なくとも6千人がバンコク Bangkok の患者であったと、the Department of Disease Control が明らかにした。2025年5月11日から17日までに3万3千30人の患者が報告され、前週 [week of 4 May 2025] の1万6千例から倍増した。このうち、1918例が入院となり、Sukhothai and Kanchanaburi 県の2名が死亡した。バンコクでは最多の6290人、次いで Chon Buri (2573), Rayong (1680), Nonthaburi (1482), and Samut Prakan (1442) の順で、もっとも患者数が多かったのは30-39歳の年齢層である。
Chulalongkorn University 医学部の研究者が19日、the Public Health Ministry statement の懸念すべき状況ではない not concerning との声明は矛盾していると SNS で指摘した。患者数は11週連続で増加している。 [week of 25 May 2025] の患者数は2倍に増えるだろうと述べている。
バンコクの医療当局者 director of the Bangkok Metropolitan Administration's (BMA) Medical Service Department (MSD) は、新学期開始以降小児の感染対策を進めており、特に0-4歳の乳幼児、高齢者、寝たきりや慢性疾患の患者のため、治療薬、ワクチン、病床を準備するよう医療機関に指示したと説明している。
市民に対し、マスクの着用と、発熱、咳、咽頭痛、倦怠感があれば、ただちに抗原検査するようアドバイスされている。
People can receive a telemedicine service via the "BMA Doctor" application or call the MSD hotline at 1646 if they have any health concerns.
● 食中毒 韓国 (SEOUL)
Summary
ソウルの小学校で食中毒とみられる事例が最近発生した。
● 結核 インド (TAMIL NADU)
Summary
Madurai district では結核が健康上の懸念となっており、特に15-65歳と男性に多い。都心部で移動診断ユニットが運営されている。
● エムポックス トーゴ (LOMÉ)
Summary
トーゴ初のエムポックスの症例が確認され、衛生当局が対応を強化している。
● 蝿蛆症 ホンジュラス (COCHLIOMYIA HOMINIVORAX)
Summary
ホンジュラスの当局が、寄生虫による病気のラセンウジバエのアウトブレイクに対応している。2024年9月以降、動物衛生上のアラートが発出されている。
● A型肝炎 インド (KERALA)
Summary
Kollam のある家族が短期間に A型肝炎による2人の死亡を経験した。1人は男きょうだいで、その後に女のきょうだいが入院し検査で陽性と診断された。
● 麻疹 カナダ、アフガニスタン(2件)
カナダ (ONTARIO, SASKATCHEWAN, ALBERTA, QUEBEC, MANITOBA)
Summary
国内の複数の州で麻疹アウトブレイクが確認されている。
オンタリオ州では多数の新たな感染が報告され、入院患者の多くがワクチンを接種していなかった。サスカチュワン州でも感染増加があり、アルバータ州では南部を中心に急増しており、ワクチン接種率の低下が原因となっている。ケベック州ではモントリオールの複数の場所で1人の患者に曝露したおそれがある。マニトバ州では最近の症例に関する曝露が懸念される場所が確認された。
アフガニスタン (FARYAB)
Summary
Faryab province の保健当局者は、小児の麻疹感染の増加を懸念している。
● ハンタウイルス チリ (LOS RIOS)
Summary
the Los Ríos region の農村部の学校の、食品の取り扱い者がハンタウイルス感染と診断され、そのための治療を受けている。感染源の疫学調査が行われている。
● サルモネラ感染症 チリ (ARAUCANIA) PRISON
Summary
Angol の収容所でアウトブレイクが発生し、初期調査で多数の患者が確認されている。所内に持ち込まれた食品がアウトブレイクの原因とみられている。
● 鳥インフルエンザ インド、ブラジル、韓国、フィリピン(4件)
AVIAN INFLUENZA (27): INDIA (UTTAR PRADESH) ASIATIC LION, PEACOCK
Summary
In Uttar Pradesh, a zoo has implemented safety measures, including disinfection and serosurveillance, after a lion and a peacock tested positive for avian influenza.
AVIAN INFLUENZA (101): BRAZIL (RIO GRANDE DO SUL) H5N1, POULTRY
Summary
Brazil has confirmed its first outbreak of highly pathogenic avian influenza (HPAI) on a commercial poultry farm.
AVIAN INFLUENZA (66): SOUTH KOREA (GWANGJU) HPAI H5N1, LEOPARD, WOAH
Summary
This report details an ongoing event involving a highly pathogenic avian influenza virus (H5N1) in the Republic of Korea.
AVIAN INFLUENZA (65): PHILIPPINES (CAGAYAN) MIGRATORY BIRDS, SURVEY
Summary
The Cagayan provincial government is actively working to prevent the spread of avian influenza.
● 炭疽 ボリビア (TARIJA)
Summary
An outbreak of anthrax, a highly lethal infectious disease, has triggered a health alert in the Central Valley of Tarija.