2025年5月21日

胃腸炎 米国、動物との接触 2009-2021

● 胃腸炎 米国、動物との接触 2009-2021
Summary
米国内での動物との接触が関連する腸管疾患アウトブレイクについて解析した結果、病原体、動物、場所がアウトブレイクに関係していた。市民への教育が重要であることが示された。

● チクングニア熱 インドネシア (CENTRAL JAVA)
Alert ID: 8724459
Summary
Grobogan Regency の村でチクングニア・アウトブレイクが発生し、住民らに発熱や関節痛の症状がでている。コミュニティ内の急速に拡がっている。

● 麻疹 米国、アルゼンチン(2件)
米国 (NEW MEXICO, TEXAS)
Summary
ニューメキシコ州とテキサス州で麻疹アウトブレイクが発生している。

アルゼンチン (BUENOS AIRES) 
Summary
国内で複数の麻疹アウトブレイクが発生している。一部の市でワクチン接種キャンペーンが行われている。

● ハンセン病 アルゼンチン (SALTA)
Summary
the San Martín department で新たなハンセン病患者が確認された。皮膚と神経を冒す慢性感染症で、細菌が原因となる。主に気道を介して、持続的な曝露により伝播される。

● 食中毒 チュニジア (MEDENINE) 
Summary
Médenine の小学生らが、開封されたジュースを飲んだ後に病院に搬送された。

● サルモネラ感染症 米国、キュウリ
Summary
複数州でのサルモネラ感染症アウトブレイクの調査が行われている。疫学、検査、患者の追跡データから、アウトブレイクの原因としてキュウリが疑われており、生産者が特定されている。

● 日本脳炎 インド (BIHAR)
Summary
ビハール州保健当局が小児が罹患する急性脳炎症候群に対応している。専門家は、今年の症例の減少は周知が拡がり、治療が向上したことと、気候条件のためとしている。高温と湿度が発症に関係するとの研究結果がある。

● ボツリヌストキシン注射 ベトナム
Summary
スパであごに注射を受けた女性1名が合併症を経験した。腫脹、痛み、発赤を生じ、切開や抗生物質による治療を受けた。接種内容は不明で、手技の安全性とさらなる合併症患者の発生が懸念されている。

● 鳥インフルエンザ 韓国(2件)
SOUTH KOREA (GWANGJU) HPAI, DUCK, POULTRY, TRADITIONAL MARKET
Summary
光州の伝統的な市場で高病原性鳥インフルエンザが確認され、家きんの処分・移動禁止や疫学調査などが行われている。全国で監視強化、生きたダックの販売禁止、消毒作業週間などが実施されている。ブラジル産家きんの輸入も停止している。

SOUTH KOREA, HPAI H5N3, WILD BIRD, WOAH
Summary
This is a follow-up report regarding an ongoing event of highly pathogenic avian influenza in wild birds in Korea. The event, caused by the H5N3 subtype, was first reported in October 2024 and is still ongoing. 

● アフリカ豚熱 ベトナム (LANG SON) 
Summary
Lang Son province の当局が複数のアフリカ豚熱アウトブレイクへの対応に追われている。一部はコントロールされたが、他のアウトブレイクは引き続き監視が行われている。