COVID-19 インド
● COVID-19 インド
Summary
国内の複数州で感染が増加しており、アジアの他の地域の増加を反映している。全体数は少ないが、一部の市では著しい増加がみられた。インドでは The JN.1 sub-variant が確認されており、現行ワクチンは有効ではない可能性がある。
● 麻疹 ブラジル、カナダ、メキシコ(3件)
ブラジル (SAO PAULO)
Summary
サンパウロ市保健当局の新たな輸入麻疹感染例が報告され、市以外での感染が示唆されている。今年はこれ以前にも報告されている。昨年は2例の輸入感染例が確認されている。ブラジルは最近、麻疹、風疹、先天性風疹症候群の排除状態であると再認定されている。
カナダ (ONTARIO)
Summary
オンタリオ州で発生中の麻疹アウトブレイクは、妊娠女性の間でも懸念すべき感染増加を招いている。麻疹は母児にとって、入院、流早産などの深刻な合併症につながる。出産年齢層も含めワクチン未接種の人々の感染リスクが高いことを示している。
メキシコ (SONORA)
Summary
Sonora, Mexico の幼児が麻疹感染により死亡した。
● ボツリヌス食中毒 ジョージア
Summary
the Shida Kartli region of Georgia において、豚肉の燻製が関係するボツリヌス食中毒が確認されている。販売店では、期限切れの製品が発見された。Khashuri にある製造工場でも多数の規則違反がみつかり、営業停止処分となった。
● 日本脳炎など インド (TAMIL NADU)
Summary
Tamil Nadu 州において蚊族が媒介する日本脳炎が、農村部から都市およびその周辺地域に拡大していると報告されている。サーベイランスデータの解析では、新たな地域での発生があり、Chennai で最も多くの患者が発生しており、その要因として農業による侵食、気候変動、人口の移動が指摘されている。
● ジフテリア 南アフリカ
Summary
南アフリカの呼吸器ジフテリア発生状況の報告で、咽頭痛、咳嗽、特徴的な上気道の膜の症状について説明されている。治療法として、抗生物質と抗ジフテリアトキシン薬の使用が強調されている。
● デング スリランカ、インド、バングラデシュ(3件)
スリランカ
Summary
デング熱の増加を受け、市民に蚊族の発生か所の除去が呼びかけられている。多数のハイリスク地点が確認されている。
インド (KERALA)
Summary
the Ernakulam district において、デング熱による死者が発生している。多くが農村部からの報告であるが、一部は都市部から報告された患者である。
バングラデシュ
Summary
昨日、新たなデング熱による入院患者と1例の死亡が報告された。今年の感染例の数は、死亡例とともに増加している。
● 鳥インフルエンザ フィリピン (LUZON) HPAI H5N9
Summary
Camarines Sur における鳥インフルエンザ・アウトブレイクは終息した。