ラッサ熱 ナイジェリア、ワクチン
● ラッサ熱 ナイジェリア、ワクチン
Summary
ナイジェリアで開発されたラッサ熱ワクチンの、前臨床段階の治験が無事完了した。メルボルン大学がライセンスを有するこのワクチンは、動物実験で完全な感染防御効果を示している。特異的にナイジェリア株ウイルスに対して作成された。
● ジフテリア ナイジェリア (IMO)
Summary
UNICEF が Imo State, Nigeria におけるジフテリア・アウトブレイク対応の支援を行っている。
● 連鎖球菌感染症 ベトナム (HANOI)
Summary
ブタの臓器を販売する女性が細菌感染症と診断された。深刻な状態で、現在集中治療を受けている。この疾患はしばしば、ブタとの接触または調理不十分な豚肉の摂取で感染し、発熱、頭痛、嘔気などの症状がみられる。抗生物質等により治療されるが、長期となりコストもかかる可能性がある。
● 麻疹 カナダ
Summary
オンタリオ州において、複数の新生児が、母親がワクチンを接種していなかったために麻疹の胎内感染の状態で出産された。子宮内でウイルスに感染していた。回復したものの、母親が接種していれば感染を予防することが可能であった。胎内で麻疹に感染すると重篤な合併症を伴うおそれがある。妊娠中の MMR ワクチン接種は推奨されないが、曝露後6日以内に経静脈的に免疫グロブリンを使用することは可能である。
● デング熱 ネパール
Summary
モンスーンシーズンが早く訪れたことで、デング熱の患者が増加している。保健当局は今後数か月間の感染拡大を懸念している。
● アフリカ豚熱 フィリピン
Summary
養豚部門は、雨期のアフリカ豚熱再興に対する準備体制をとっていると、農業当局が発表した。
● 狂犬病 スバールバル
Summary
スバールバルでホッキョクキツネ1頭の狂犬病が確認され、安楽死処分となった。スバールバルで狂犬病が確認されるのは、これが初めてではない。
● 原因不明の死亡、ジャッカル インド (MADHYA PRADESH)
Summary
ある村における多数の咬傷による死亡の原因とみられる、ジャッカル1頭が死亡して発見された。