2025年7月24日

原因不明の死亡 コンゴ民主共和国
エムポックス ギニア、ガンビア

● 原因不明の死亡 コンゴ民主共和国 (ITURI) 
 情報源 Radio Okapi [in French] 2025年7月23日
Summary
Bafwabango, Ituri province において、エムポックスに似た症状の原因不明の疾患が発生している。保健当局が検体を送付し解析が行われている。

Ituri: 2 deaths out of 30 cases of an unknown disease in Bafwabango in one week
Bafwabango, in the Mambasa territory (Ituri province) において1週間に、2例の死亡を含む30例の、エムポックスに似た症状の原因不明の疾患の患者が報告されている。
保健当局責任者 The chief medical officer of the Niania health zone は発生を認め、解析のための検体を the Bunia laboratory に送付したと述べた。
1週間以上にわたって the Niania health zone の複数の医療施設で、高熱、皮膚発疹、粘膜病変、頭痛、筋肉痛などの症状 worrying symptoms の患者が確認されている。
もっとも感染が深刻な村は Bafwabango, located at kilometer 51, on the border between the territory of Mambasa (Ituri) and the neighboring province of Haut-Uélé であり、約20人が現在治療を受けている。

● エムポックス ギニア、ガンビア(2件)
ギニア
Summary
Guinea's National Health Security Agency (ANSS) からエムポックスの最新状況が発表された。

ガンビア
Summary
1例が確認されたことを受け、ガンビアはエムポックス・アウトブレイクを宣言した。

● コレラ コンゴ民主共和国 (LOMAMI)
Summary
the Lomami province のコレラ・アウトブレイク感染状況が懸念されている。安全な飲料水へのアクセスが制限されていることが原因である。

● チクングニア マダガスカル、ケニア、ソマリア
Summary
The World Health Organization (WHO) は、蚊族媒介性疾患のチクングニアの急速な感染拡大により、まもなく世界中で数十億人が感染するおそれがあるとして注意を呼びかけている。

● 狂犬病 インド
Summary
2024年、中央政府当局がイヌ咬傷と狂犬病が疑われる死亡の数字を報告した。

● 原発性アメーバ髄膜脳炎 米国 (SOUTH CAROLINA)
Summary
サウスカロライナ州の病院において、患者1名の脳食いアメーバによる死亡が確認された。保健当局によると、南東部の淡水にみられるアメーバで公衆衛生上の深刻なリスクはない。鼻に水が入らないように注意するなど、安全な遊泳が勧められている。

● アフリカ豚熱 ベトナム (THUA THIEN HUE, PHU THO)
Summary
複数の地域でアフリカ豚熱アウトブレイクが報告されている。1か所ははじめてのアウトブレイクの確認である。

● 野兎病 ドイツ (NORTH RHINE-WESTPHALIA) 
Summary
a Cologne park の住民らは、一見して怪我が見当たらない、突然の多数のウサギの死亡を発見し驚いている。

● ポテトの病気、BACTERIAL RING ROT リトアニア
Summary
ポテトの細菌による病気である Ring rot のリトアニア国内での拡大が続いている。絶えずアウトブレイクが発生しており、その多くは未承認の種芋を使用するアマチュア農業の作物がほとんどである。