レジオネラ症 米国
〇 レジオネラ症 米国
Summary
This event folder lists clusters and outbreaks of Legionnaires’ disease across the United States.
イリノイ州 Bloomingdale で新たなレジオネラ肺炎クラスター報告
Key findings
・イリノイ州および郡保健当局 Illinois Department of Public Health and DuPage County Health Department により、1ヶ月間に2例のレジオネラ肺炎クラスター a cluster of 2 Legionnaires' disease cases が確認された。
・リハビリ医療センターおよび周辺 at or near Alden Valley Ridge Rehabilitation and Health Center in Bloomingdale と関連している。
・9月22日の環境調査で、患者の病室と施設の冷却塔の検体でレジオネラ菌 Legionella pneumophila bacteria が確認され、感染源と特定されている。
・感染した患者2名は回復している。
・過去1ヶ月間に within 2 miles of the facility at 275 E Army Trail Road に在住または立ち寄った人々に対し、肺炎症状がある場合は直ちに受診するよう呼びかけられている。
・Alden Valley Ridge は 207 total licensed beds を有する。
Legionnaires' Disease Cluster Investigation Linked to a Skilled Nursing Facility in Bloomingdale, Illinois.
〇 ラッサ熱 ナイジェリア
Summary
2025年、ナイジェリアでは21の州でラッサ熱アウトブレイク Lassa fever outbreak が発生し、week 38 の時点で168例の死亡と897例の感染が確認されている。4(5)つの州に集中しており、Ondo 州の被害が最も深刻となっている。adults aged 21 to 40(30)の患者が特に多い
2025年にラッサ熱アウトブレイクにより死者168例、21州で発生し Ondo 州で最悪の被害
Key findings
・国内で168 deaths from Lassa fever in 2025 as of epidemiological week 38 (21 Sept) が報告されており、致死率 18.5% は the 16.9% recorded during the same period in 2024 を上回っている。
• across 21 states and 106 local government areas に感染が拡大し、906 confirmed cases out of 7,792 suspected cases reported through week 38 が報告されている。
・5つの州の症例が 90% of all confirmed Lassa fever cases を占めている:
Ondo State leads with 33% (295 cases), followed by Bauchi 23% (206 cases), Edo 18% (161 cases), Taraba 13% (116 cases), and Ebonyi 3% (27 cases), indicating persistent endemic transmission in these high-burden areas.
・21-30歳の若年成人の感染が最も多い。社会的・経済的活動性が高く、げっ歯類媒介性疾患にもっとも暴露しやすい。
・年初以来23例の医療従事者の感染が発生しているが、week 37 and 38 に新たな感染は報告されていない。
・累計 823 patients が Treatment center の診療を受け、week 38 現在 9人がケアを受けている。
情報源 Nigeria Centre for Disease Control and Prevention(NCDC)
● チクングニア WHO
Summary
2025年、世界的なチクングニア再興が認められている。ベクター蚊族の生息域拡大、気候変動、ヒトの移動の増加などが要因とみられる。さらに感染が拡大するリスクは大きい。
● リフトバレー熱 セネガル (LOUGA, MATAM, SAINT-LOUIS)
Summary
保健当局は、北部を中心とするリフトバレー熱アウトブレイクの感染拡大を懸念している。
● インフルエンザ 日本
Summary
インフルエンザシーズンの開始を宣言した。過去20年間で2番目に早い時期となる。
● 原因不明の死亡 インド (CHHATTISGARH)
Summary
ある村で複数の死者が発生した原因不明の疾患への注意が呼びかけられている。多数の人々が治療を受けている。原因調査が行われている。
○● 麻疹 米国、オーストラリア
米国
Summary
US CDC:
"2025年9月30日までに米国内で合計1544人の麻疹が報告されており、42州が1523例を報告し、21例は海外からの旅行者である。3例以上の感染が確認されたアウトブレイクは42件発生し、確定例の86%がアウトブレイクに関連している。2024年のアウトブレイクは16件で、69%がアウトブレイク関連だった。
サウスカロライナとミネソタ州で新たな麻疹アウトブレイクが報告、2025年累計1544例に
Key findings:
サウスカロライナ South Carolina 州:
The Upstate region において麻疹アウトブレイクが発生し10月1日までに合計8例の感染が報告されたと、10月2日に州公衆衛生当局が明らかにした。うち5例は前月に発生した。アウトブレイク関連の感染例はすべてワクチンを接種しておらず、過去の感染による免疫を持たない人々である。2例については感染源が不明であり、unrecognized community spread が示唆される。
ミネソタ Minnesota:
9月29日以降、新たに10例の麻疹感染が州保健当局により確認され、今年の州内での感染例は合計18例となった。感染例はすべてワクチンを接種しておらず、国内または海外旅行での暴露歴が認められている。7例が先週3例が報告された国内旅行のある家族内感染例で、ほか3例は海外旅行に関係している。すべて the Twin Cities metropolitan area に集中している。
オーストラリア (NEW SOUTH WALES)
Summary
シドニー北部のビーチエリアで麻疹感染の患者1名が確認され、この患者は9月下旬に Dee Why and Manly の特定の場所を訪れていた。
● ボツリヌス症 英国 (ENGLAND)
Summary
England において発生した、ボツリヌス神経毒を含む製剤の美容目的の注射による、医原性ボツリヌス症アウトブレイクについて調査が行われている。未承認の製剤の使用と特定の施術者がリスク因子として特定されている。未承認の製剤は表示を超える高力価を有していた。
● 百日咳 バヌアツ
Summary
Tanna Island における百日咳が疑われるアウトブレイクに保健省が対応している。緊急対応センターを立ち上げ、支援のための医療チームを派遣した。
● ボルナウイルス ドイツ (BAVARIA)
Summary
the Tirschenreuth district において1名がボルナウイルス感染症により死亡した。保健当局が感染源を調査している。トガリネズミから感染することが多いこのウイルス(の感染症)は、まれであるが生命の危険がある。動物の疾患として知られていたが、はじめてヒトの感染症の原因であることが判明したのは2018年である。
● エボラウイルス病 コンゴ民主共和国 (KASAÏ)
Summary
エボラ、コレラ、エムポックスの現況について、公衆衛生相が述べたところによると、エボラ・アウトブレイクは the Kasaï Province に限局しているが、周辺地域に感染リスクがある。
● クロストリジウム ブラジル、家畜ワクチン
Summary
The Ministry of Agriculture and Livestock (MAPA) has suspended production and seized a vaccine used to prevent clostridiosis in livestock due to identified production changes.
● 東部ウマ脳炎 米国 (FLORIDA, INDIANA)、ウマ
Summary
This report details confirmed cases of Eastern equine encephalitis (EEE) in horses.