● 原因不明の疾患 ウガンダ (MUKONO)
情報源 Nile Post 2025年6月25日
Summary
激しい震え、失神、脱力などの症状が見られる原因不明の病気がある村を襲っている。住民らは保健当局の対応がないため不安を感じ、治療を求めている。住民の一部は環境汚染や超自然的な要因を疑っている。保健当局からのコメントはないが、ある医師は以前に報告された "dancing disease(舞踏病?)" に症状が似ているとしている。
激しい震え、突然の失神、衰弱などの症状のある疾患により、Namanoga village in Mukono District の住民らが原因不明の疾患のアウトブレイク発生をおそれてパニックに陥っている。小児と成人の少なくとも6人が発症し、住民らは保健当局が対応していないことを非難している。
現地の住民によると、患者はまずコントロール不能な震えで、歩行できなくなり、一部は突然失神する症状がみられ、常にケアが必要な状態となっている。
患者の1人の女学生は学校で発症し、その後歩行ができなくなり、介助無しでは動けない状態となった。激しい身体の震えがあり、動こうとする腰の周りに鋭い痛みがある。住民らは学校に原因があり、環境汚染ではないかと疑っている。
6例が報告されているが、実際はさらに多くの患者がいる可能性がある。
Herona Community Hospital の医師は、a condition known locally as Dinga Dinga, or the "dancing disease" の症状との類似性を指摘している。この病気は昨年 [2024]、Bundibugyo District ではじめて報告され involuntary shaking, severe joint pain, and temporary loss of mobility の症状が特徴とされている。"Dinga Dinga の原因は確かめられていないものの、抗生物質により治療が可能である。多くの患者が1週間以内に治癒する" とこの医師は述べている。保健当局による、ウイルス感染症、有毒物質への暴露、環境要因などについて調査が続いていると説明した。
関連項目
UNDIAGNOSED ILLNESS - UGANDA: (BUNDIBUGYO) FEVER, WOMEN AND GIRLS, REQUEST FOR INFORMATION
12/21/2024, 11:27:22 PM GMT+7 - Health authorities in Uganda are investigating a mysterious illness, locally referred to as "Dinga Dinga," a term derived from a local dialect meaning "shaking like dancing." The disease, which has emerged in Bundibugyo district, is affecting mainly women and girls, leading to symptoms including fever and uncontrollable body shaking. The disease, which has reportedly affected around 300 people, presents itself with shaking episodes so intense that walking becomes difficult. Though no ...
● クリミア・コンゴ出血熱 ギリシャ (THESSALY AND CENTRAL GREECE)
Alert ID: 8725320
Summary
保健当局が、国内の1か所の村でクリミア・コンゴ出血熱の患者1例を確認した。ダニ
Greek health authorities have confirmed a case of Crimean-Congo hemorrhagic fever (CCHF) in a Greek village. CCHF is a viral disease spread through tick bites or contact with infected animals or humans. The disease can range from mild to severe, with a high fatality rate. The Greek government is coordinating a response, including tracing contacts, informing healthcare professionals, public information campaigns, and sampling in the affected region. Authorities are emphasizing prevention and preparedness.
● 腸管出血性大腸菌 EHEC インド (JAMMU AND KASHMIR)
Alert ID: 8725314
Summary
An outbreak of gastroenteritis in the Rajouri district of Jammu and Kashmir has led to the hospitalization of numerous individuals. Health officials attribute the outbreak to water contamination, specifically the presence of E. coli in local water samples.
● つつが虫病 ネパール
Summary
ツツガムシ病がネパール国内の深刻な公衆衛生上の懸念となっている。ダニが媒介するこの病気は、農村部でも都市部でも感染が発生している。当局は感染の増加と、ただちに治療を行わない場合は深刻な合併症が発生することがあるため死亡の恐れがあることを懸念している。有効な治療法があるにも関わらず、医療従事者への周知が十分ではなく、一部の施設では診断検査の利用が限られている。
● デング熱 バングラデシュ
Summary
デング熱アウトブレイクにより入院患者が増加しているが、多くは首都以外から治療を求めて集まってきた患者である。
● 野兎病 ドイツ (BAVARIA)
Summary
ミュンヘン近郊で2例の野兎病患者が発生した。野生動物との接触はなく、ダニから感染したとみられている。早期に診断すれば抗生物質により治療可能である。
● 百日咳 日本
Summary
日本では今年、百日咳の症例が著しく増加し、昨年の記録を上回っている。乳児によりリスクが大きい感染力の強い細菌感染症に十分注意するよう呼びかけられている。治療には抗生物質が使用される。
● HIV パプアニューギニア
Summary
新たな感染が著しく増加しているため、パプアニューギニアは全国的な HIV 危機を宣言した。特に女性、小児と若年者の感染が多く、母子感染伝播の増加が懸念されている。検査、治療、予防サービスへのアクセスを容易にする対策が行われている。
● 類鼻疽 ベトナム (HO CHI MINH)
Summary
人食いバクテリアの患者が呼吸不全と臓器障害などの重い症状で入院し、集中治療が必要な危険な状態となったが、数週間の治療の結果、徐々に改善し回復した。
● 食中毒 カメルーン (LITTORAL)
Summary
Douala, Cameroon における食中毒アウトブレイクにより、死者と入院患者が発生している。問題のあるビスケットを摂取していた。当局が感染源を特定するための調査を行っている。
● ランピースキン病 イタリア、ネパール(2件)
ITALY: (SARDINIA, LOMBARDY)
Summary
ウシのウイルス感染症のランピースキン病が、イタリア各地で確認されている。ゾーニングを行って家畜の移動が制限されている。ワクチン接種が検討されている。
NEPAL: (JHAPA)
Summary
the Jhapa district においてランピースキン病が再興したため、獣医学当局者ら事態を懸念している。以前のアウトブレイクほど拡大はしていないが、感染例の増加が続いている。現在は主にワクチン未接種の家畜が感染しており、ワクチン接種が行われている。感染したウシには、体重減少、泌乳量の減少、一部は死亡するなど多彩な症状がみられる。ヒトは感染しない。
● 狂犬病 フィリピン (WESTERN VISAYAS)
Summary
動物の狂犬病感染が増加する中、農業当局がペットのイヌやネコの飼い主にワクチン接種を促している。ヒトへの感染拡大を防止する唯一の効果的な対策である。検査機関による無料の狂犬病検査や、咬傷を受けた人々へのワクチン接種が提供されている。