2025年6月29日

COVID-19 マレーシア、ガーナ、カナダ、台湾

● COVID-19 マレーシア、ガーナ、カナダ、台湾
Summary
複数の地域における最新の COVID-19 発生状況。
マレーシアでは感染の増加が見られるものの、警戒レベルには達していない。
ガーナ保健当局は、大学におけるアウトブレイクに対応しており、安全プロトコールの遵守を呼びかけている。
カナダでは1病院で COVID-19 アウトブレイクが宣言された。
台湾では、1週あたりの最多 COVID-19 関連死亡数が更新された。

● 狂犬病 インド (TAMIL NADU)
Summary
ケララ州の幼い男児が、イヌ咬傷後にワクチン接種を受けていたにも関わらず、狂犬病で死亡した。
Tamil Nadu 州では、狂犬病感染例と野犬の増加を受け、動物咬傷後は治療を受けるよう呼びかけられている。ペットと野良の動物の双方のワクチン接種の重要性が強調されている。

● 日本脳炎 インド (ASSAM)(2件)
Summary
最近の洪水のあと、アッサム州ではデング熱と日本脳炎の患者が増加している。特に7月から8月に感染が拡がるとして注意が呼びかけられている。多くの地区から報告されているが、一部地域でより多くの患者が感染している。日本脳炎はもはや特定の地域に限局していない。

Summary
アッサム州の日本脳炎が増加している。モンスーンシーズンで蚊族が増えたことなどの季節的要因も増加に関係している。

● 腸管出血性大腸菌 EHEC フランス (HAUTS-DE-FRANCE)
Summary
肉の汚染が関係する腸管出血性大腸菌感染症アウトブレイクにより、フランス国内で複数の精肉店が営業停止となっている。このアウトブレイクにより、多数の感染者が発生した。初期の検査で感染源が摂取した肉である可能性が示されている。感染の原因の調査が行われている。

● ハンタウイルス 米国 (NEVADA)
Summary
Douglas County の女性が、2例目となるハンタウイルス感染と確認された。自宅の改装の際に、げっ歯類の排泄物か巣に暴露したことが感染源とみられている。この記事では、地元の図書館分館もマウスの問題で閉館されていると報じられている。

● ランピースキン病 ネパール (KOSHI)
Summary
the Jhapa district of Nepal においてふたたびランピースキン病が拡大している。前回のアウトブレイクほど深刻ではないが、感染の増加が続いている。問題のない家畜優先のワクチン接種と、重症例の治療の提供が行われている。主として、ワクチンを接種していない個体や、最近この地域に持ち込まれた動物が感染している。ウシが感染すると、体重減少、泌乳量の減少、場合によっては死亡するなどの症状がみられ、農家にとっての経済的損失をもたらせる。