2025年7月8日

原因不明の死亡 ホンジュラス、インド

● 原因不明の死亡 ホンジュラス、インド(2件)
ホンジュラス (LEMPIRA) 
Summary
嘔吐、発熱、けいれんなどの症状の原因不明の病気により、小児5人が死亡した。毒キノコによる食中毒、または重金属による汚染水が疑われている。

インド (GUJARAT) 
Summary
先週、2つの地区で複数の小児が死亡し、ウイルス脳炎が原因とみられている。いくつもの村で死亡が発生しており、現在1名が入院中である。保健当局はサシチョウバエによる the Chandipura virus の検査を行っている。

● 胃腸炎 インド、モロッコ(2件)
インド
Summary
ある村 a village in the Ganjam district of Odisha において、下痢症アウトブレイクが発生し死者と多数の患者が出ている。水質検査用の検体が調査されている。
これとは別に the Yadgir district of Karnataka では、下痢症類似症状による死亡と入院が発生している。

モロッコ (NADOR)
Summary
The Nador Province のある都市で、胃腸炎の感染増加がおきている。激しい腹痛、嘔吐、衰弱などの症状がみられている。保健当局からの公式発表がないため市民に不安が拡がっている。

● レプトスピラ症 インドネシア (YOGYAKARTA) 
Summary
Yogyakarta においてレプトスピラ症患者が増加している。感染ラットの尿により感染が拡大する細菌感染症で、他の疾患と間違われやすい。

● レジオネラ症 米国 (NEVADA)
Summary
Harrah's Laughlin に関係する複数のレジオネラ肺炎の感染例について、ネバダ州の保健当局が調査を行っている。環境検体で細菌が検出されている。問題のホテルに宿泊し、現在症状がある場合は、当局にオンラインで連絡し医療機関を受診するよう勧められている。

● 麻痺性貝毒 米国 (OREGON) CDC
Summary
2024年夏、オレゴン州で麻痺性貝中毒とみられる症例が報告され調査が開始された。感染源を同定し、アウトブレイクの規模を確認し、対策を実施することが目的である。州内最大のアウトブレイクであり、ムール貝などの貝類の摂取が関係していた。

● ビブリオ・バルニフィカス感染症 中国 (WENZHOU)
Summary
カニにより受傷した男性1名が、重症細菌感染症により死亡した。海水や海産物にみられる細菌によるこの感染症は、急速に組織を破壊し臓器不全をおこす。傷からの侵入や、生や加熱不十分なシーフードの摂取によりヒトは感染する。シーフードを取り扱うときは手袋を着用し、受傷時はただちに消毒をおこない、感染症状があればただちに医療機関を受診することが勧められている。

● 麻疹 キルギスタン
Summary
2025年初から、国内の麻疹感染例が著しく増加している。感染例の大部分はワクチンを接種しておらず、かなりのワクチン拒否がある。当局は公式にはアウトブレイクを宣言していない。

● サルモネラ感染症 ジブラルタル
Summary
最近発生した食中毒アウトブレイクの調査が行われており、保健当局は感染源の特定と新たな患者発生の予防に取り組んでいる。

● チクングニア インドネシア (WEST JAVA)
Summary
The Tasikmalaya City 市保健当局から、複数の地区 across multiple sub-districts のチクングニア感染が報告された。発熱、筋肉痛、拘縮 stiffness などの症状が見られている。

● ジフテリア ナイジェリア (EDO)
Summary
The Edo State の当局が、最近発生したジフテリア・アウトブレイクに対応している。

● ボツリヌス食中毒 ウクライナ: 2025 STATISTICS
Summary
Botulism, a serious infection affecting the nervous system, poses an increased risk during the summer months. It emphasizes that improperly prepared foods, particularly dried fish and homemade canned goods, are common sources of the bacteria.