2025年8月3日

髄膜炎菌性髄膜炎 レユニオン島

● 髄膜炎菌性髄膜炎 レユニオン島 (SAINT-DENIS) 
Summary
Saint-Denis の8歳児が侵襲性髄膜炎菌感染症と診断され入院した。10日以内の濃厚接触者に対して、抗生物質の予防内服を行うよう勧められている。during the week of July 14-18 にレジャーセンターを訪れた人々は医師に相談するよう、当局 The ARS La Réunion が注意を呼びかけている。

 情報源 Le Quotidien [in French] 2025年7月25日
Saint-Denis: a case of invasive meningococcal infection (IMI) reported to the ARS
侵襲性髄膜炎菌感染症の1例 A case of invasive meningococcal infection (IMI) が、7月25日にレユニオン保健当局 the ARS La Réunion に報告された。
the CHU de La Réunion に入院した8歳児で、during the week of 14 to 18 Jul 2025 にレジャーセンター the Badamiers leisure center (Association une place pour mon enfant - APPE), in Saint-Denis を訪れていた。
10日以内にこの患児と、濃厚・長時間の接触があった小児及び成人は抗生物質の予防内服を行うべきである。
The ARS La Réunion strongly recommends that these contact persons, particularly those who attended the leisure center during the week of 14 to 18 Jul [2025], quickly consult their doctor or, failing that, an on-call doctor in the outpatient care facilities.

● ブタ連鎖球菌 ベトナム (HANOI)
Summary
ハノイにおいて、豚レンサ球菌感染症による1名の死亡が発生した。発熱と発疹の症状があり、悪化して死亡した。市当局はイヌの狂犬病アウトブレイクにも対応しており、咬傷や曝露後の予防治療が行われている。

● コレラ ハイチ UNICEF
Summary
2025年、武装勢力との内戦によりハイチは人道危機的状況にあり、避難民が発生している。食料と健康が脅かされている。

● 麻疹 米国、カナダ、メキシコ(3件)
米国
Summary
2025年に多くの自治区 multiple jurisdictions で麻疹感染が報告され、大部分がアウトブレイクに関連している。もっとも感染例が多いのは5歳未満と5-19歳、次いで20歳超のグループである。相当の割合の患者が、ワクチンを接種していない、または接種歴が不明の患者である。入院率は年齢により異なり、死亡例も報告されている。

カナダ
Summary
カナダ国内の麻疹と風疹についての週報の中で、最新の週あたりの新規感染例と累計の症例数が報告されている。地域別の報告も行われている。海外への旅行者は、アウトブレイク発生状況などの健康情報を調べておくこと。

メキシコ
Summary
保健省によると麻疹アウトブレイクはコントロールされており、基本的に the state of Chihuahua に限局している。ワクチン接種を強化し、11月までの排除が目指されている。十分なワクチンが確保されており、人口の95%以上への接種に取り組んでいる。

● シガテラ魚食中毒 ベトナム (HA TINH, HAI PHONG)
Summary
北部の2つの家族が、シーフードの摂取後にシガテラ食中毒 ciguatera poisoning のため入院した。1家族めは休暇中に食べたシーフードで発症し、2番目の家族は自宅で a red snapper dish を食べたあとに体調を崩した。シガテラ食中毒は、小さな藻を蓄積した一部のサンゴ礁の魚が持つトキシンが原因となり、消化器症状や神経症状を発症し、深刻な合併症を伴うこともある。当局は high-risk reef fish の摂取を避け、代わりにより安全な養殖魚を食べるようアドバイスしている。

● サルモネラ感染症 ロシア (NORTH OSSETIA-ALANIA)
Summary
Vladikavkaz において、地元の店のペストリーを食べた複数の人々が食中毒を発症した。サルモネラ感染症の症状で入院となった。この店 a café-confectionery の従業員の1人が感染源と特定された。

● ペスト 米国 (ARIZONA
Summary
アリゾナ州北部でキャンプ中の女性が、帰宅後に腺ペストとみられる症状を発症した。Phoenix の医療機関を受診し治療を受けており、現在回復しつつあるが、保健当局は早期治療の重要性を強調している。

● アフリカ豚熱 カンボジア (SIEM REAP)
Summary
カンボジア国内のアフリカ豚熱再興に関する an immediate notification