チクングニア フランス
コレラ ネパール WHO
原因不明のイベント バングラデシュ
コクシジオイデス症 台湾、アメリカから
● チクングニア フランス
Summary
フランスのチクングニア熱感染拡大について報告された。one neighborhood において確認された大規模クラスターは、流行中の地域への渡航に関連していた。the Dordogne department 初の地域内感染例が記録され、蚊族排除プログラムが始動した。
[1] National
情報源 TF1 Info [in French] 2025年8月27日
2025年の夏開始以降、フランス国内で記録となる154例のチクングニア cases of chikungunya が確認され、Vitrolles, in the Bouches-du-Rhône department において大規模クラスターが発生した。チクングニア流行が発生中のレユニオン Réunion を旅行し数か月滞在していた1人から、近所の33人の隣人が感染した。
[2] Dordogne
情報源 Connexion 8月27日
南西部 the Dordogne department in south-west France では初めての、チクングニア地域内感染例 Native cases of the mosquito-borne disease chikungunya が記録された。
Bergerac におけるこの感染例から a cluster of 15 native cases が発生したと、地域保健当局 the Nouvelle-Aquitaine Agence régionale de santé (ARS) health authority が明らかにした。これらすべての症例が 'native' とされ、すなわち発症前の少なくとも15日間はフランス国内から出ることなく感染したことを意味する。この地域内の蚊族がこの感染症を保有していることが示唆されている。当局は現在、蚊族撲滅プログラム a mosquito extermination programme in the area に取り組んでいる。
Tiger mosquitoes are responsible for the spread of chikungunya as well as other tropical diseases such as dengue fever and Zika virus, and have been present in the south-west of France for several years.
今年 [2025] の5月から7月までの間に、47例のチクングニア国内感染例 native cases of chikungunya in France が記録されている。2024年はわずか1例だった。
フランス海外県のレユニオン the French overseas department of Réunion におけるアウトブレイクが、今年のフランス国内の感染拡大の要因で thousands of imported cases が報告されている。
フランス国内にヒトスジシマカが常在 Tiger mosquitoes native to France し、刺咬により感染を伝播する。
Limit mosquito spread
2025年8月中旬、the ARS により 4例 cases of chikungunya in Bergerac が確認され、ほか 11 suspected cases について精査され、のちに確定されたため、the outbreak 'cluster' の合計患者数は 15例となった。この患者らは the 'Costes' suburb in the east of the town
の、more specifically between the E.Leclerc supermarket and the Stade de Campréal の患者であることが確認されている。
◯ コレラ ネパール WHO
情報源 WHO 2025年8月29日
Cholera outbreak in Birgunj: WHO supporting scaling up response to save lives
8月22日、南部 Birguj, southern Nepal near the border town of Raxau の医療施設から、急性水様下痢症患者が急増し、8月28日時点で600例超が確認され、187例が活動性感染であると報告された。一部の検体検査でコレラ菌が確認された。付近の自治体でも少数の症例が報告されている。
情報源 ネパール保健省 8月28日
◯ 原因不明のイベント バングラデシュ
Summary
現地メディアによると、Pirgacha Upazila, Rangpur, Bangladesh において、家畜の死亡に続いて200人以上が発病した。症状は、発疹、炎症、深い傷などで、人獣共通感染が疑われている。未だ診断はついていない。
Key findings
・患者は少なくとも6週間以上にわたって発生している。
情報源 The Business Standard 29 Aug 2025
Mysterious livestock-linked disease sparks panic in Rangpur
Locals report that the outbreak began after livestock fell ill and subsequently died
A mysterious disease has broken out in Pirgacha Upazila of Rangpur, leaving over 200 people infected and triggering widespread panic.
◯ コクシジオイデス症 台湾
Summary
2020年以降、台湾では13例の輸入感染例のコクシジオイデス症が確認され、いずれも米国南西部への渡航または滞在歴に関係している。医師と市民への周知、正確な診断が重要である。
Key Findings
・コクシジオイデス症 Coccidioidomycosis, also known as Valley Fever は、Coccidioides immitis and Coccidioides posadasii を原因とする真菌感染症
・2000年以降、台湾で14例の輸入感染例が報告されており、2000年から2020年の間の1例と、2020年から2025年8月までの13例である。
・患者はすべて the southwestern United States, particularly Arizona and California への渡航、労働、居住に関係している。
・多くは抗真菌薬治療なしに治癒したが、免疫不全、妊娠、慢性疾患の患者らでは重症化のおそれがある。
● 東部ウマ脳炎 カナダ (ONTARIO)
Summary
市民1名の東部ウマ脳炎感染例が、市保健当局 The City of Hamilton Public Health Services により確認された。蚊族が媒介するウイルスで、市民に対し蚊族刺咬を避けるようアドバイスるされている。
● サルモネラ感染症 スペイン (MURCIA)
Summary
スペインのホテルのサルモネラ感染症アウトブレイクにより、多数の患者が発生し入院となっている。ホテルが提供した食事が原因とみられている。
● エムポックス ガーナ
Summary
ガーナから新たなエムポックス感染例が報告された。
● マラリア 米国 (VIRGINIA)
Summary
Fox News ニュースの司会者が、戦慄や身体の痛みなどの症状を発症し、重症マラリアと診断され入院となった。自身はインドネシア旅行中に感染したと考えている。アーテスネート静注 IV artesunate の治療を受けている。
● ボツリヌス食中毒 イタリア
Summary
ある農場が出荷した、ボツリヌス食中毒の原因として疑われている大量の保存食品が、保健衛生警察により差し押さえられた。この農場は不衛生な環境で、汚れた容器の再利用、ラベルのない製品、不適切な殺菌処理などが判明した。差し押さえられたのは、ジャムやフルーツジュースなどで、金額は1万5000ユーロを超える。
● 麻疹 イスラエル
Summary
ブダペスト発テルアビブ行きのフライトの機内で麻疹に暴露した恐れがあることが、保健省から発表された。感染力が強いため、同機の搭乗客らに対してワクチン接種歴を確認するよう呼びかけられている。
● 腸管出血性大腸菌 EHEC ドイツ、ベルギー(2件)
ドイツ (MECKLENBURG-WESTERN POMERANIA)
Summary
Mecklenburg-Western Pomerania において、腸管出血性大腸菌 EHEC の小児及び成人の感染例の増加が確認されている。感染源の調査では原因を特定できていない。旅行者を含む州内・外の患者が確認されており、一部重症例が含まれている。
ベルギー O157
Summary
複数の高齢者施設 nursing homes において、大腸菌感染症アウトブレイクが発生し調査が行われている。感染源の調査で、同じ型の菌が関係していることが確認された。
● 発疹熱 米国 (CALIFORNIA)
Summary
Los Angeles County において、ノミが媒介するチフスの感染例が増加している。ラット、オポッサム、ネコなどにつく感染性のノミが媒介する疾患で、ヒトはノミの糞に接触することで感染する。症状は、発熱、悪寒、発疹など。
● A型肝炎 カナダ (BRITISH COLUMBIA)
Summary
a Gibsons location のフードトラックで飲食を行った人々に対し、A型肝炎暴露のおそれがあるとしてバンクーバー沿岸保健当局 Vancouver Coastal Health (VCH) が注意を呼びかけている。ある期間にこのフードトラックで食事をした場合はワクチンを接種するよう勧められている。
● デング熱 フィリピン
Summary
2025年2月のデング熱アウトブレイク宣言以降、Quezon City では8月26日までに、7172例の感染と24例の死亡が報告された。
◯ チクングニア 中国
Summary
広東省におけるチクングニア感染伝播は、8月中旬の累積8000例超の状況から、同下旬までに仏山の新規感染例が1日50例以下にまで減少した。重症例や死亡例は報告されていないが、環境と季節性のリスクは継続しており、引き続き蚊族対策とサーベイランスは重要である。
◯ レジオネラ症 米国
情報源 New York City Health Department 2025年8月29日
New York City Health Department Closes Investigation of Central Harlem Legionnaires’ Disease Cluster
クラスター調査は完了し、Central Harlem の住民および訪問者のレジオネラ肺炎感染リスク増加はない。
2か所の冷却塔で検出されたレジオネラ菌と、クラスターの患者7人の菌が一致した。
8月29日 - the New York City Health Department announced that the Central Harlem community cluster of Legionnaires’ disease has ended.
◯ サルモネラ感染症 米国
情報源 CDC 2025年8月25日
Key points
CDC, FDA, and public health officials in several states are investigating a multistate outbreak of Salmonella infections linked to eggs. If you have recalled eggs in your home or business, throw them out or return them to the store.
Epidemiologic Data
2025年8月27日の時点で、14州から合計95例のサルモネラ感染症アウトブレイク菌感染例が報告されている。発症日は2025年1月7日から7月26日までの期間で、情報が得られた80例のうち、18例が入院した。死亡例は報告されていない。
95例の年齢は1歳から91歳までの、中央値29歳。
聞き取り調査を行った36例のうち、33 (92%) が鶏卵を摂取したと報告したが、これは様々な食品による下痢症患者の調査 the FoodNet Population Survey で鶏卵摂取の割合 78% より有意に高く、今回のアウトブレイクの患者が鶏卵摂取により発病したことが示唆される。
Eggs were served at the four restaurants(4軒のレストラン)with illness sub-clusters.
Laboratory and Traceback Data
Public Health Actions
● アフリカ豚熱 ベトナム (GIA LAI)
Summary
アフリカ豚熱アウトブレイクが発生した Gia Lai province の状況は改善しつつあり、一部地域は清浄化を宣言している。
◯ サルモネラ感染症、リステリア症 米国、ペットフード回収
情報源 Food and Drug Administration(FDA)2025年8月25日
Viva Raw Issues Voluntary Recall of Two Lots of Dog and Cat Foods Due to Salmonella and Listeria Monocytogenes Contamination
Reason for Announcement: Salmonella and Listeria monocytogenes contamination
Company Name: Viva Raw LLC.
Brand Name: Viva
Product Description: Ground Beef for Dogs and Ground Chicken for Dogs and Cats