ポワッサンウイルス脳炎 米国
● ポワッサンウイルス脳炎 米国 (MAINE, MASSACHUSETTS)
Summary
北東部において、ダニが媒介するまれなウイルスが懸念されている。このウイルスはダニの刺咬後すぐに伝播され、脳や脊髄の炎症などの深刻な神経学的合併症を発症する可能性がある。ワクチンや特異的な治療法はなく、ダニの刺咬を避けることが重要である。発熱、頭痛、嘔吐、体力低下などの症状がみられる。
● インフルエンザ菌b型 ドイツ (HAMBURG)
Summary
Hamburg, Germany において侵襲性の呼吸器病原体の感染が拡大し、とりわけ薬物乱用 substance use disorders 患者やホームレスの人々が感染している。肺炎などの重症疾患となることのあるこの菌は、気道飛沫を介して伝播される。保健当局から関連施設への注意とハイリスク集団へのワクチン提供が行われている。
● ダニ媒介性脳炎 ロシア (KARELIA)
Summary
Karelia において、20例を超えるダニ媒介性感染症が確認されている。5月後半から6月中旬までの期間にダニ刺咬がピークとなる。広い地域 across all regions of the republic から感染が報告されている。
● レジオネラ症 米国 (NEW YORK CITY)
Summary
Harlem のレジオネラ肺炎アウトブレイクが調査されている。感染源は冷却塔と考えられており、感染拡大防止のための処理が行われている。他のコミュニティへの波及はないものと考えられている。
● 大腸菌、アメーバ症 カナダ (ALBERTA)
Summary
Calgary 近郊の人気のレストランが、大腸菌とまれな寄生虫の患者に関係している。このレストランは、多数の客らの胃腸疾患が報告されたことから営業が停止されている。保健当局により、農場の給水システムがアウトブレイクの原因と疑われている。特定の時期にこのレストランで飲食を行った人々に検査が提供されている。
● サルモネラ感染症 スペイン (ARAGON)
Summary
ワイン祭り the Somontano Wine Festival, a summer gastronomic event で食中毒アウトブレイクが発生した。保健当局が調査を行い、一部の食品が感染源と疑われている。ほとんどが軽症の患者であるが、1名が入院した。
● クリプトスポリジウム症 米国
Summary
発生中の寄生虫感染法アウトブレイクの調査が行われている。食品サンプルの検査が行われているが、感染源は特定されていない。症状として暴露から2週間以内に発症する、腹痛、下痢、嘔気、倦怠感などがみられている。この寄生虫は汚染された食品や水から感染が広がり、過去のアウトブレイクには生鮮食品が関係している。
● B型肝炎 米国 (NORTH CAROLINA)
Summary
介護施設 a skilled nursing facility における B型肝炎アウトブレイクの調査で、血糖検査装置が共用されたことによりウイルスが伝播された可能性があることがわかった。使用ごとの消毒が行われていたものの、入居者らがglucometers を共用していた。慢性 B型肝炎感染が確認されていなかった1名の入居者がアウトブレイクの感染源とみられている。
● ランピースキン病 インド (GUJARAT, RAJASTHAN)
Summary
Lumpy skin disease has resurfaced in Rajasthan and Gujarat.
● ペスト 米国 (COLORADO)
Summary
Jefferson County において1匹のネコがペストにより死亡した。細菌が原因となるこの疾患は動物にもヒトにも感染する。薬で治療可能だが、ただちに治療されない場合は生命の危険がある。ヒトとペット症状は異なっている。公衆衛生当局によると、暖かい季節の間は動物の感染が少なくないと述べている。